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圧勝のホークス工藤監督に贅沢な悩み…先発好投で救援陣使えず「勘弁して…」

日本シリーズ第2戦が25日、ヤフオクドームで行われ、ソフトバンクが4-0でヤクルトを下した。これでソフトバンクが2連勝。試合後、工藤監督は2戦で7安打2失点という鉄壁の投手陣ならではの悩みも明かしていた。

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完封目前のバンデンハーク交代を決断、お立ち台から「バンデン、ごめんね」

 日本シリーズ第2戦が25日、ヤフオクドームで行われ、ソフトバンクが4-0でヤクルトを下した。これでソフトバンクが2連勝。試合後、工藤監督は2戦で7安打2失点という鉄壁の投手陣ならではの悩みも明かしていた。

「先発したバンデンハークが本当にシーズン中というよりも、日本シリーズ、さすがのピッチングをしてくれたので、みんな安心して打つことが出来た」

 就任1年目のパ・リーグ優勝監督は、勝利監督インタビューで開口一番、来日11連勝の右腕を労った。その一方で嬉しい悩みの種も話し始めた。

「今日も9回投げさせてくれと言われたのですが、まだあのリリーフ陣が一人も投げていないということで……、『今日だけは勘弁してくれ』と」

 第1戦は武田が志願の9回のマウンドに上がり、完投勝利。この日も8回散発3安打無失点の右腕が9回のマウンドへ上がる意欲を見せていたという。

 指揮官は救援陣を起用するため、完封目前のバンデンハークの交代を決断。

「バンデンごめんね。完封出来たのに」

 勝利監督はお立ち台から好投の右腕にこう言葉をかけた。首位打者、本塁打王、打点王とセ・リーグの打撃部門のタイトルを総なめにしたヤクルト打線を、2戦計7安打2得点と抑えこんだ投手陣。その裏で指揮官は“贅沢な悩み”を抱えていた。今季のソフトバンクの底知れない強さを象徴するやり取りだった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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