楽天戦力外の右腕・梅津が現役引退を表明 「先の事はまだ未定」

11年間の現役生活に幕、「納得して、第二の人生を歩む事を決めました」

 今季楽天を戦力外となった梅津智弘投手(32)が30日、自身のブログで現役引退を表明した。

 梅津は2004年のドラフト6位で広島に入団。以降、10年間、中継ぎとして起用されてきたが、昨オフに戦力外となり退団した。今季は育成選手として楽天に入団し、7月31日に支配下選手契約を結んだが、1試合の登板に終わっていた。

 2年連続の戦力外通告を受けた右腕は一時、来月10日の12球団合同トライアウト(静岡草薙球場)を受ける姿勢も見せていたが、この日、引退を表明。「突然ですが…私、梅津智弘は現役を引退する事を決意しました。色々な人と話し合い、厳しい言葉、励ましの言葉、沢山頂きました。そして、納得して、第二の人生を歩む事を決めました」とし、ファン、両親、家族に感謝のメッセージを送った。

 プロ通算291試合に登板し、8勝11敗、76ホールド、2セーブ、防御率3.76。11年間の現役生活に幕を下ろした32歳は「先の事はまだ未定ですが、この力で必死に生き抜いていきたいと思います」と綴っている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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