メッツ逆襲、本拠地で今WS初勝利 ライトが4打点、12安打9得点で1勝2敗に

29年ぶり世界一へ本拠地で1勝

 ワールドシリーズ(WS)第3戦が30日(日本時間31日)、ニューヨークのシティ・フィールドで行われ、敵地で2連敗を喫したメッツが本拠地でロイヤルズに9-3で快勝。ライトが4打点を挙げるなど、打線が12安打9得点と機能し、29年ぶりの世界一へ向けて今WS初勝利を挙げた。

 メッツのシンダーガード、ロイヤルズのベンチュラと、2人の剛腕が先発した一戦は、序盤に点の取り合いとなる。

 初回、ロイヤルズはゾブリストが二塁打で出塁。ケインもヒットで続いて1死一、三塁となり、ホズマーの一ゴロの間に1点を先制した。

 一方、メッツはその裏にライトの2ランで逆転。しかし、直後の2回、ロイヤルズはリオスのタイムリーツーベースで同点に追いつくと、パスボールで再び逆転した。

 それでも、メッツは3回にまたも逆転する。先頭のシンダーガードがヒットで出塁し、グランダーソンが2ランを放った。4回にはコンフォートのタイムリー内野安打で1点を追加。この回途中でベンチュラをマウンドから引きずり下ろした。

 メッツは6回、ウリベのタイムリーで1点を追加。さらに、1死満塁からライトの2点タイムリー、セスペデスの犠飛で3点を奪い、この回4得点で試合を決めた。

 その後は救援陣がロイヤルズ打線を抑え、9-3で快勝。本拠地に舞台を移した第3戦でメッツが勢いを取り戻し、1勝2敗とした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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