ソフトボール出身の日ハム大嶋、異例の転身から4年 現在の胸中語る

2011年ドラフト7位で入団、注目浴びた捕手の現在地

 ソフトボール出身の日本ハム・大嶋匠捕手が、5年目となる来季へ向けた胸中を激白した。

 2011年のドラフト7位で早大ソフトボール部から日本ハム入り。入団当初は大きな話題となる一方で、懐疑的な見方もされた。異例の転身から4年。野球転向後の苦悩、プロ4年目を終えた現在に迫った。

――千葉・鎌ヶ谷市の球団施設で秋季キャンプ中だ。

「野球が出来る幸せを日々感じながらやっています。正直、現時点では(今オフに戦力外を受けた)鵜久森(淳志)さん、サトケンさん(佐藤賢治)の方が打てると思うんですよ。そういう方を見ていると、このチームで野球をやれることに感謝しないといけない。やるしかないです」

――今季は初のキャンプ1軍スタートもレギュラーシーズンで出場はなかった。イースタン・リーグでは60試合出場で打率2割2分4厘、4本塁打、19打点。

「(キャンプ中の)もちろん課題はいろいろあります。打撃は(10月の)フェニックスリーグで状態が良く、自分なりにつかんだ物がありました。センター返し、逆方向(中堅から左翼方向)へ強い打球も打てていた。そういう打球が打てた時は自分の状態も良かった。センターへ強い打球を飛ばすことを大事にしています」

――守備は?

「1、2年目に比べたら、良くはなっていると思います。(二盗を狙われても)スローイングは強くなりましたし、コントロールで走者と勝負出来るようになったと思います」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY