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オリ、ドラフト戦略は奏功するか――アマ屈指の長距離砲に“金子2世”も

今季5位に低迷し、巻き返しを図るオリックスの来季に向けたドラフト戦略を振り返る。

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ドラ1吉田はアマ球界屈指の長距離砲、ドラ4青山は“金子2世”

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2015年オリックスのドラフト指名選手一覧

 戦力外、ドラフト、FA、外国人の補強など、シーズンオフになり慌ただしく来季へのチーム編成が動き出す時期に突入した。今回は、プロの扉を叩くルーキーたちに焦点を当てたい。今季5位に低迷し、巻き返しを図るオリックスの来季に向けたドラフト戦略を振り返る。

【ドラフト1位 青学大・吉田正尚外野手】

 アマチュア球界屈伸の長距離砲。身長こそ173センチと小柄だが、スイングスピード、広角に打ち分ける打撃技術は1軍でも通用する。大学日本大表では不動の4番に座り、その実力を発揮した。

 強烈なインパクトを残したのは、8月26日・U-18日本代表との壮行試合(甲子園)だ。5回に右翼席、7回には低めのスライダーをバックスクリーンへ運び、2打席連続本塁打。一直線でスタンドに吸い込まれる打球はスカウト陣を驚愕させた。

 オリックスの外野陣でレギュラーが確実なのは糸井のみ。すでに春季キャンプ1軍スタートが内定している吉田正は駿太、T-岡田、小田らとポジションを争うことになる。

【ドラフト4位 トヨタ自動車・青山大紀投手】

 “金子2世”になれる逸材。智弁学園からトヨタ自動車に入社し、3年目でプロ入り。金子千尋と同じ道を歩む素材型右腕だ。高校時代は甲子園に出場し、投打で注目を浴びたが、卒業後は投手1本に専念。大先輩の金子の姿を追い続けた。金子の著書を読みあさり、持ち球でもあったチェンジアップは握りを金子流に変えて威力を増したという。

 社会人卒だが、20歳という若さで球団は今後の伸びしろも十分にあると見ている。加藤編成部長も「身体能力も素晴らしい。高校出と大卒、社会人出の中間の選手。即戦力の期待もあり、今後の伸びしろも感じさせる。中心選手になり得る要素がある」と絶賛する。1軍で経験を積めば大化けする可能性を秘めている。

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