韓国人外野手の孫児葉、ポスティング申請も入札球団なし MLB移籍ならず

韓国メディアが伝える「ソン・アソプに対して入札するMLB球団はなかった」

 ポスティングシステム(入札制度)を利用してのメジャー挑戦を目指していた韓国ロッテの孫児葉(ソン・アソプ)外野手に対して、応札額を提示するMLB球団がなかったと地元メディアが報じた。今季のメジャー移籍はならなかった。

 韓国ロッテは、世界野球「プレミア12」で韓国代表にも名を連ねていた孫児葉のポスティングでのメジャー挑戦を容認。すでに申請を済ませていたが、聯合ニュースの記者はツイッターで「今週の休日において、この入札のニュースを無視することは難しい。ポスティングされた韓国人外野手ソン・アソプに対して、入札するMLB球団はなかった」と伝えた。

 孫児葉は韓国リーグ通算853試合に出場し、打率3割2分3厘、79本塁打、413打点、89盗塁をマーク。今季は116試合に出場し、打率3割1分7厘だった。

 韓国からは、すでに2年連続50本塁打以上を放った朴炳鎬内野手(ネクセン)がポスティングを申請し、ツインズが1285万ドルで落札。「安打製造機」と呼ばれる孫児葉にも複数のMLB球団が興味を示しているとされていたが、実際には応札する球団はなかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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