契約更改、ここまで中日に目立った動き 明暗分かれた選手の来季年俸は?

吉見、森野、浅尾ら中日を支えてきた選手は軒並みダウン

 今年もシーズンオフに突入し、各球団とも徐々に契約更改が始まっている。23日時点までに動きが目立っているのが、今季リーグ5位と3年連続でBクラスに終わった中日だ。

 今季2年ぶりの白星をマークしたものの、8試合の登板にとどまり、3勝0敗、防御率0.94だった吉見一起投手は10%ダウンの8900万円でサイン。また、開幕直後の負傷の影響で81試合で打率.262、0本塁打、10打点に終わった森野将彦内野手も3500万円減の1億4000万円となった。

 そのほか、2011年のMVP・浅尾拓也投手が2200万円ダウンの9800万円となるなどチームを支えてきた主力が“厳冬”を迎える一方、世代交代が進む中で結果を残して高評価を得ている選手もいる。

 今季プロ初白星を含む10勝(4敗)を挙げた20歳の若松駿太投手は、550万円から実に555%増の3600万円でサイン。ソフトバンクから移籍1年目となった亀澤恭平内野手も1軍デビューを果たし、107試合で打率.269の成績で1560万円増の2000万円で更改した。昨年は更改が難航した大島洋平外野手は昨季から打率(.318→.260)、打点(28→27)、盗塁(28→22)などの部門で成績を下げながらも1600万円アップを勝ち取り、9000万円でサインした。

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