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笑顔あり、涙あり、驚きあり―高校球児らの言葉で振り返る2015年アマ球界

選手、監督が残した「言葉」から、2015年のアマチュア球界を振り返る。苦難を乗り越えたもの、仲間との絆を実感させるもの――。笑顔あり、涙あり、驚きありの、様々な声が聞こえてきた。

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奇跡の甲子園マウンド、史上初の打撃、史上ワーストの連敗脱出…今年も話題満載だったアマ球界

 2015年のアマチュア球界は、高校野球100年を迎えた夏の甲子園など数々の熱戦が行われ、感動や興奮を呼んだ。ファンにとっては、それぞれに記憶に刻まれた選手やシーンがあるだろう。

 今回は、なかでも選手、監督が残した「言葉」から、2015年のアマチュア球界を振り返る。苦難を乗り越えたもの、仲間との絆を実感させるもの――。笑顔あり、涙あり、驚きありの、様々な声が聞こえてきた。

○「今日、ここで投げられるのは当たり前じゃなく、奇跡のようなこと。今まで支えてくれた人たちに恩返しができたかな」/浦和学院・江口奨理

 3月の選抜高校野球大会。浦和学院の3年生エース・江口が直近の選抜V校同士となった初戦・龍谷大平安戦に延長11回完封勝ち。1年生の時に原因不明の右目の病気で視界が霞み、失明の危機と野球ができない苦境を乗り越えた「奇跡」の甲子園のマウンドで躍動。真っ先に出てきたのは、苦しい期間を支えてくれた周囲への感謝の言葉だった。

○「完敗です。悔しいぐらいに向こうが上だった。楽しかった。悔いはないです」/県岐阜商・高橋純平

 同じく選抜大会で「高校NO1投手」の前評判から鮮烈な全国デビューを飾った県岐阜商・高橋。最後は準々決勝・浦和学院戦で8回5失点で完敗を喫した。それでも、潔く自分の力のなさを認め、すがすがしい笑顔で去った言葉には、普通の高校生らしからぬスター性を感じさせた。そして、誰よりも逸材に惚れ込んだのはプロのスカウト陣だった。秋のドラフト会議で3球団が1位競合した。

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