斎藤佑、マー君も経験…座学「満点」、太り過ぎ注意、過去の新人合同トレ

大物ルーキーに“落とし穴”が待ち受けることも…

○「~級」というフレーズの登場

 新人選手は過去の大物選手と比較されることが多い。ファンに分かりやすく伝えるためにメディアがこれまでのどの選手のタイプに近いかを紹介するためである。いきなりキャッチボールで剛速球を投げれば、「松坂級」。飛距離の大きな打球を放てば「清原級」、「松井級」と往年のスラッガーの名前が出てくる。

○ビッグネームとの予期せぬ初対面

 球団施設内でトレーニングしていると、これまでテレビで見ていたプロ選手が間近で練習をしている。最初は羨望の眼差しで見ているが、次第に「挨拶にいかなくては」という衝動に駆られる。しかし、どのタイミングであいさつにいっていいかわからず、新人選手たちがおどおどする光景も。緊張して1軍主力にあいさつにいくと、激励されたり、メッセージを送られたり、感激することもある。球界を代表する選手との初対面では「オーラがありました」という言葉をよく聞く。

○持久走は大物ルーキーの“落とし穴”

 ドラフトの注目を集めた大物ルーキーが、野球以外で洗礼を浴びることがある。それは各球団とも実施する持久走。意外といっては失礼だが、長距離が苦手な選手も多い。10人前後の新人選手で最下位になることも。楽天時代の田中将大などもその一人だった。「長距離は苦手です」と頭をかく選手や「野球では負けない」「野球はマラソンではないので」と強気の選手も登場する。

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