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巨人・高橋由伸監督がまもなく始動 注目の1年目、G歴代監督はどうだった?

巨人軍第18代監督に高橋由伸氏が就任し、まもなく初のキャンプインを迎える。2006年から10年間、指揮していた原辰徳前監督が昨年限りで退任。後任として白羽の矢が立った40歳は現役引退を決断し、指揮を執ることになった。

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川上氏らが就任1年目で日本一達成

 巨人軍第18代監督に高橋由伸氏が就任し、まもなく初のキャンプインを迎える。2006年から10年間、指揮していた原辰徳前監督が昨年限りで退任。後任として白羽の矢が立った40歳は現役引退を決断し、指揮を執ることになった。

 連覇が途絶えた直後のチームを再び常勝へと導くのはそう簡単なことではない。今季12球団で最年少となる新指揮官の注目の1年目。重圧がのしかかる中、果たしてどのようなチーム作り、采配を見せるのか――。ここで巨人を率いた歴代の監督の就任1年目をV9の川上政権以降から振り返ってみたい。

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川上政権以降の巨人監督1年目の成績

○1961年 川上哲治 1位→日本一

 61年に監督に就くと、65~73年まで9年連続リーグ優勝、日本一と巨人軍の黄金期を作った名将。水原監督の後を継いだ1年目。川上監督はアメリカ・フロリダ州のベロビーチキャンプを行い、名門ドジャースから、メジャーの野球を学んだ。長嶋茂雄、王貞治、森祇晶らが大きな刺激を受けた。突出した成績を出す選手はこの年はいなかったが、71勝で優勝。南海との日本シリーズにも勝利。強い巨人軍の礎を作った。14年間で11回の優勝と日本一を飾った。

○1975年 長嶋茂雄 6位 

 長嶋氏は現役を引退し、即、指揮を執った。今回の高橋由伸監督と同じ。中心選手の高齢化、貧打、王ら主力の故障に苦しんだ。47勝76敗7分けで球団初の最下位になってしまった。森や黒江らが引退しており、若手が育っていなかった。チーム打率は.236でリーグ6位、防御率も3.53でリーグ5位だった。しかし、その苦しみがあったからこそ、翌年から2年連続でリーグ優勝を果たした。第2次政権初年度の93年は3位だった。

○1981年 藤田元司 1位→日本一

 長嶋茂雄前監督が、前年61勝60敗9分けの3位で解任となり、監督に就任。ドラフトでは4球団競合で原辰徳(東海大)を獲得したり、先日、殿堂入りを果たした斎藤雅樹投手をサイドスローに転向させるなどした名将。監督1年目は江川卓が20勝、西本聖が18勝を挙げるなど活躍。バランスの取れたチームを作り、73勝48敗9分けでリーグ優勝、1973年以来となる日本一になった。1983年にもリーグ優勝。日本シリーズでは西武に敗れ、当時、助監督だった王貞治に監督を引き継いだ。1989年から第2次政権が始まった。この年も就任1年目で日本一になっている。合計7年で4度の優勝、2度の日本一となった。

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