日ハム大谷、紅白戦で“今季初猛打賞”&斎藤から適時打「積極的に打とうと」

米アリゾナで順調な仕上がり「すごい楽しく、中身の濃いキャンプ」

 日本ハムの大谷翔平投手が14日(日本時間15日)、今季初の猛打賞をマークした。

 米アリゾナ州ピオリアで行われた紅白戦に紅組の「3番・DH」でスタメン出場。初回無死一、三塁で斎藤からの右前適時打で今季実戦初打点をマーク。3回に左前打を放つと、5回先頭ではドラフト1位・上原健太と初対決。遊撃内野安打を放ち、3打数3安打の固め打ちを見せた。

 アリゾナ最後の実戦でも見せつけた打力。試合後に、打撃の狙いなどを明かした。

――打席で意識したことは。

「今日は(球を)しっかりコンタクトすることを意識しました。自分が打てる範囲のボールを打ちにいこうと思いました」

――初回のチャンスはカウント3ボール1ストライクから斎藤の直球を打ち返した。

「バッティングカウントだったので、積極的に打とうと思っていた。結果的にヒットになって良かったですが、もう少し、しっかり球を捉えたかった。ちょっと泳いで手打ちになってしまった。結果的にはヒットになっているので良かったですけど、外野フライか、外野を越える打球を狙っていた。結果オーライの打席だったと思います」

――球へのコンタクトを意識した理由は。

「打撃練習と違って、実戦では一定のリズムは打てるわけではない。ただ、しっかり球へコンタクトすれば、結果的に長打、本塁打が出てくる。確率を上げることがスタートとして大事だと思うからです」

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