マー君同僚左腕が告白、アルコール依存症公表時に「死の恐怖感じていた」

アルコールを断っている左腕、「まるでルーキーのよう」

「体の調子は確実によくなっていると感じている。この夏で36歳になるけど、今は健康で、元気でいることが重要なんだ。今、自分のキャリアにおいてアルコールを飲まないことは本当に大きい」と語っている左腕。

 今後、遠征時などでも一切のアルコールを断つ覚悟で、「人によっては僕のリハビリに驚くと思うけど、いつも行きたい場所、コンサートやディナーなどに行くようにして、飲み物には手を付けないんだ。これを止める瞬間が、また飲み始める時なんだろう」とコメントしている。

「これまでの長い期間で最も期待に満ちた春だよ」と語るサバシアについて同紙は「まるでルーキーのよう」と評している。

 2013年にメジャー200勝に到達しながら、アルコール依存症や負傷に苦しみ、2014年は3勝、2015年は6勝にとどまった。それでもリハビリによって立ち直ったというい左腕は新シーズンに向けて大きな期待を抱いている様子だ。

 今やエースの称号を失い、先発ローテ入りを狙う立場のサバシア。メジャー3年目を迎える田中とともに、ヤンキース先発陣を再び牽引していくことができるか。その復活劇に期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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