広島、3試合連続2桁安打 キクマルコンビが存在感「バット振り込んできた」

起亜タイガースとの練習試合で大勝、小久保監督も視察

 広島は22日、韓国の起亜タイガースと練習試合を行い、8対0で勝利した。ルナ、エルドレッドなどの外国人野手や新井など、主軸が外れた打線だったが、15安打を記録し、20日のヤクルト戦から3試合連続2桁安打となった。

 侍ジャパンの小久保監督が視察したこの試合。3月の台湾との強化試合で代表に選ばれている丸と菊池が、ともに安打を放ってアピールした。2打席連続で安打を放ち、2本目は追加点となるタイムリーも放った丸だが、「結果は2安打でも内容が良くなかった。自分のイメージした打撃とは違った」とやや不満げな表情も見せた。

 菊池は2打席目に追加点のきっかけとなる三塁打を放ち、守備でも失点を防ぐ好守を見せるなど、存在感を見せた。

 好調な打線に関して丸は「昨年の秋から、自分も含めてチームみんなでバットを振り込んできた自覚はある。過信してはいけないが、このままの状態でシーズンに入っていければ」と、手応えを感じた様子だった。

【了】

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

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