「現状維持では意味がない」 元巨人・村田透、“肉体改造”で今年もMLBへ

米球界6年目のシーズンへ、オフには体作りに専念して体重4キロ増

 インディアンス傘下3Aコロンバスの村田透投手が、2年連続でのメジャー昇格を目指して、米球界6年目のシーズンに挑んでいる。昨年に続いてMLBのマウンドに立つため、オフには“肉体改造”を敢行。スプリングトレーニングでは、その効果を実感しているという。

 インディアンスのキャンプ施設があるアリゾナ州グッドイヤーで、村田はオフに向上させようと取り組んだトレーニングについて明かした。

「このオフはウインターリーグも行かずに体を作ることができたので、ちょっと体が変わりました。トレーニングもウェートもジムに行ってずっとやるようにしていました。体重も前のシーズン後から4キロくらい増えました。まだ(投球に)合わせきれてないかなというのがありますけど」

 昨季終了後、村田は1か月半~2か月はボールを握らず、大阪で体作りに専念したという。上半身、下半身をバランスよく鍛え上げ「強くなりましたね」と実感する。「ここから、ちょっと絞りたいなというのもあります。どうしてもシーズンに入ると絞れて、落ちるので、ちょっと増やしてから落としたいなと」。シーズンを見据え、綿密にプランを練っている。

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