成長続けるDeNAドラ2熊原、自己最速154キロに「限界を迎えていなかった」

実戦復帰後に球速アップ、地元の2軍戦でも登板、無安打無失点に

 横浜のドラフト2位ルーキー・熊原健人が3月31日、宮城・利府球場で行われたイースタン・リーグの楽天戦に登板した。2番手で6回の1イニングを投げ、1四球を出したものの、無安打無失点で凱旋登板を果たした。

 故郷・宮城でのゲーム。6回、熊原の登板が告げられると、楽天ファンからも温かな拍手が送られた。榎本を144キロの直球で三ゴロに打ち取ると、迎える打者は4回に会心の本塁打を放ったフェルナンド。3球続けて変化球がボールとなり、4球目の直球も外れて四球を与えた。

「(本塁打は)関係ないです。変化球がただ抜けただけ。技術不足です」。走者を一塁に背負って中川を三ゴロに仕留め、二塁封殺。中川に代走で俊足の吉持が送られると、牽制を入れて警戒しながらも、伊東から148キロの外角直球で空振り三振を奪った。

 3月1日の練習で大学時代にも痛めたことがある右脇腹痛を発症。同8日の中日戦に登板予定だったが、登板を回避し、2軍で調整となった。

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