上原、田澤が完璧救援リレー 3者凡退&初ホールドで開幕戦勝利に貢献

田澤は1回2K無失点、セットアッパー上原は1回1K無失点で守護神キンブレルにつなぐ

 レッドソックスの上原浩治投手、田澤純一投手が5日(日本時間6日)、完璧な救援リレーで開幕戦勝利に貢献した。敵地でのインディアンス戦で、今季から加入したエース左腕プライスの後を受けて登板し、田澤が7回の1イニングを無安打無失点2奪三振、上原は8回の1イニングを無安打無失点1奪三振に抑えた。試合はレッドソックスが6-2で勝利した。

 プライスが6回2失点に抑えると、まずは田澤が4-2と2点リードの7回から登板。先頭のウリベを遊ゴロに打ち取り、続くナキンは直球で空振り三振、デービスもスライダーで空振り三振に仕留める完璧な投球で無失点に抑えた。

 8回からは、メジャー屈指の守護神キンブレルが加入して今季からセットアッパーとなった上原がマウンドへ。キプニスをスプリットで中飛、リンドールを直球でレフトフライに打ち取り、2アウトとした。最後はかつてチームメートだったナポリをフルカウントから外角いっぱいに決まる85マイル(約137キロ)の直球で見逃し三振。こちらも完璧な投球で3者凡退に仕留めた。

 田澤、上原ともに12球で打者3人を打ち取り、ストライクは8球だった。

 レッドソックスは9回をキンブレルが無失点に抑え、6-2で快勝発進。田澤と上原に今季初ホールドがついた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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