阪神江越が“3打席連続アーチ”の離れ業 金本監督も「褒めるしかない」

試合も逆転サヨナラで勝利、江越は「努力していきたい」

 阪神・江越大賀が3試合にまたいで離れ業をやってのけた。本拠地開幕戦となった8日の広島戦(甲子園)で「2番・中堅」で今季初スタメン。初回の第1打席で左翼ポール際に飛び込む3号ソロを放った。

「打ったのはフォーク。少し崩されたのですが、うまく失投をとらえられました。今日は今シーズン初めてスタメンで使ってもらったので、いつも以上に集中力を高めて打席に立ちました」

 今シーズン3本目の本塁打は3日のDeNA戦(横浜)、7日の巨人戦(東京D)に続く“3打席連続アーチ”となった。

 今季は春季キャンプ、オープン戦で結果を残した3年目の横田に「2番・中堅」を奪い取られたが、虎視眈々とレギュラーに返り咲くチャンスを狙っていた。

 代打で結果を残す江越に金本監督も「春先はどうしようもなかったが形になってきた。褒めるしかない。ずっと使いたい」と絶賛するほど。努力の男が開幕から13試合目にして「2番・中堅」として初スタメンを勝ち取った。

 試合も1-2の9回に西岡のサヨナラタイムリーで甲子園初勝利で今季初の首位に浮上。それでも江越は勝利の余韻に浸る暇はなく「全ての打席でタイミングが合ってない。1本出たあとでも2本、3本と出せるように努力していきたい」と口にした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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