日ハム大谷、開幕3試合未勝利 8回1失点完投も2敗目、援護に恵まれず…

昨年は3、4月で5勝も…初勝利はまたもお預け

 日本ハムの大谷翔平投手が10日の楽天戦(コボスタ宮城)に今季3度目の先発。8回6安打1失点で完投したものの、打線の援護に恵まれず今季2敗目。初勝利はまたもお預けとなった。

 序盤から制球が安定せず、決め球のフォークを引っかける投球が目立ち、初回から5回まで毎回安打を許す苦しい投球。4回、先頭・ウィーラーの中前二塁打で出塁を許すと、1死三塁からルーキー茂木の中前適時打で先取点を献上。これが決勝点となった。

 直球の最速は156キロ。6回から3イニング連続で3者凡退に抑えて味方の反撃を待ったが、打線は釜田、福山、松井の3投手の継投リレーに無得点。0-1で完封負けを喫した。

 昨年は3、4月で5勝0敗で月間MVPに輝いたが、今季はここまで3試合未勝利。昨季パ・リーグ3冠に輝いた剛腕が苦しんでいる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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