ホークス柳田、王会長超えはならず 初回には3ボールであわやの場面も…

連続四球は日本タイ記録でストップ、ほっとしたような表情でバスへ

 王貞治球団会長が持つ18試合連続四球のプロ野球記録に前日のロッテ戦で並び、更新が期待されたソフトバンク柳田悠岐外野手だったが、好投の二木に初回と4回には遊ゴロ、6回は143キロの直球を見逃し三振。9回は中前打で記録が途切れた。

 初回はカウント3-0と、あわやの場面があったが、二木は腕を振り続けた。ロッテの伊東監督は、試合前に「逃げる四球と、攻める四球は違う。恐れてたら飯が食えない。逃げることだけはやめてほしい」と語っていたが、先発の二木は直球とフォークの組み立てで、最後は遊ゴロに仕留めた。

 王会長超えはならなかったが、もともと柳田自身に記録へのこだわりは全くない。騒がれなくなって、逆にほっとしたような表情を浮かべ、足早に帰りのバスに乗り込んだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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