プホルスが2連発 通算565本塁打でレジー・ジャクソン超え、単独13位浮上

「ミスターオクトーバー」超えの2発、2試合で3本塁打

 エンゼルスのアルバート・プホルス内野手が25日(日本時間26日)、本拠地ロイヤルズ戦で2本塁打を放ち、通算565本塁打とした。前夜に並んでいたレジー・ジャクソンを抜き、歴代単独13位に浮上している。エンゼルスは6-1で勝利した。

 プホルスは3点リードの3回1死、相手右腕ケネディーの直球を左中間に運んだ。564本塁打として、歴代単独13位に浮上。さらに、5回2死ではフルカウントから再びケネディーの直球を捉え、レフトへ運んで今季5号とした。

 プレーオフで無類の勝負強さを発揮し、「ミスターオクトーバー」の異名を持つレジー・ジャクソンを抜き去ったプホルス。歴代12位はラファエル・パルメイロの569本となっている。

 マーリンズのイチロー外野手と同じ2001年にメジャーデビューし、10年連続で「打率3割、30本塁打、100打点」を達成。カージナルスではMVPに3度輝き、プレーオフ進出7度、地区制覇5度、リーグ制覇3度、ワールドシリーズ制覇2度と輝かしい実績を誇る。すでに将来の野球殿堂入りが確定的と言われている強打者は今季、打率1割7分1厘とスロースタートとなったものの、この2試合で3本塁打と状態を上げてきた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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