広島新井が2001安打目 直後に鈴木誠が満塁弾、この試合2本目の本塁打
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広島はリードを6点に広げる
広島の新井貴浩内野手が、通算2001本目のヒットを放った。
26日の敵地ヤクルト戦。まずは3点リードの3回、無死二塁で成瀬のスライダーをレフト線に痛烈なライナーで運び、プロ野球史上47人目の通算2000安打を達成。タイムリーツーベースで大記録に到達した。
さらに、2点リードで迎えた7回の第4打席では、1死一、二塁の好機でペレスのシュートをセンター前に。この試合の前までリーグトップタイの得点圏打率4割2分9厘とチャンスに強い主砲が、偉業達成後も勝負強さを見せた。
ただ、二塁走者の田中は生還することができず、1死満塁に。エルドレッドが倒れた後、2回にソロ本塁打を放っていた鈴木誠が、この日2本目となるホームランをレフトスタンド上段に叩き込んだ。会心のグランドスラムで、広島がリードを6点に広げた。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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