日ハム栗山監督、サヨナラ勝ちにも怒り心頭 「本当に1番悪いのはオレ」

今季2度目の劇的勝利も…顔は真っ赤で取材も自ら打ち切り「反省材料の多い試合」

 日本ハム・栗山英樹監督が今季2度目のサヨナラ勝ちにも怒り心頭だ。

 1点を追う初回2死二、三塁で大谷翔平が逆転3号3ラン。試合を優位に進めるかに思われたが、先発の吉川が5回6安打3失点で降板。2点リードの9回には守護神・増井が同点に追いつかれたが、最後は中田がサヨナラ打でチームを救った。

 チームは4日以来の勝利5割復帰。劇的な勝利となったものの、試合後の栗山監督の顔は真っ赤。取材を自ら打ち切るなど、いら立ちを隠そうとしなかった。

――2連戦で2連勝した。

「最後のサヨナラヒットのところは良かったです」

――中田は3回に3年ぶりの三塁打も打った。

「最初の打席(初回1死二、三塁で捕邪飛)で本当に悔しかったと思うし、悔しい思いを持って前進していくのは大事なこと。ただ、今日の試合はサヨナラで勝ちきったことは良かったけど、本当に考えないといけないシーンがたくさんあった。本当に整理して、なんとか同じ展開にならないようにしないと。しっかりとやっていきます」

――1点を追う初回に大谷が逆転3ランを放った。

「本当は、あのケースまでに点を取れていないとおかしい。本当にチームを翔平が救ってくれたことは間違いない。ただ、そういう素晴らしさの前に、やることをしっかりやらないといけない。全てはこちらの責任。反省材料の多い試合。しっかり整理します」

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