2016年は守護神“受難”の年!? 各球団のクローザーの成績は?

日ハム増井は防御率7.84…2016年は開幕から各球団クローザーの苦戦目立つ?

 2016年は守護神“受難”の年なのか。パ・リーグでは3日、ロッテ・西野勇士投手が楽天戦(コボスタ宮城)で1点リードの9回から登板し、逆転サヨナラ負けを喫した。日本ハムの増井浩俊投手もソフトバンク戦(札幌ドーム)で1点リードの9回から救援したものの、同点に追いつかれ、2試合連続でセーブ失敗した。

 セ・リーグでは巨人・澤村拓一投手が4月28日の阪神戦(甲子園)でエース・菅野の勝ち星を2試合連続で消してしまった。現在は抑えではないものの、通算402セーブの中日・岩瀬仁紀投手は5試合で1敗、防御率12.00。1/3回で3失点した同28日のDeNA戦(横浜スタジアム)後に自ら出場選手登録抹消を申し入れたという。

 抑えて当たり前で、失敗は許されない。プレッシャーのかかるタフな仕事。現在、12球団でストッパーを任されている投手の今季ここまでの戦績を振り返ってみよう。※成績は3日現在。

【ソフトバンク】

◯サファテ
14試合登板、0勝1敗7セーブ、防御率1.29

 4月6日のロッテ戦(ヤフオクドーム)で、同点の9回にデスパイネに勝ち越しソロ被弾。今季初黒星を喫したものの、同12日の西武戦(西武プリンス)からは7試合連続無失点に抑えた。失点した試合は14試合中2試合で計2失点。

【ロッテ】

◯西野勇士
12試合登板、2勝1敗、8セーブ、防御率4.63

 開幕から7試合連続無失点も、4月17日の日本ハム戦(札幌ドーム)、同23日のオリックス戦(QVCマリン)と2試合連続でセーブ失敗。3日の楽天戦(コボスタ宮城)で2失点し今季初黒星。失点した試合は12試合中4試合で計6失点。

【日本ハム】

◯増井浩俊
12試合登板、1勝2敗7セーブ、防御率7.84

 4月17日のロッテ戦では同点の9回に登板し3失点で黒星を喫した。同19日の西武戦(札幌ドーム)から3試合連続セーブ。24日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では同点の9回に内川にサヨナラ打を浴びた。失点した試合は12試合中5試合で計9失点。

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