日ハム大谷、ワースト10安打浴び黒星に淡々 「全体的に勝負球が甘かった」

今季ワーストタイ4失点、逆球で勝ち越し打浴び「(敗因は)そういうところ」

 日本ハムの大谷翔平投手が8日の西武戦(西武プリンスドーム)で先発したが、6回4失点でKO。3敗目(1勝)を喫した。

 2点先制した直後の4回、先頭メヒアに右越えソロを被弾。メヒアには5回2死一、二塁でも同点の中前適時打を許した。同点の6回2死二塁では金子侑に勝ち越し適時三塁打を献上。続く岡田には中前適時打を浴びた。いずれも甘く入った球を痛打された。

 被安打10は自己ワーストタイで、今季ワーストタイ4失点で6回KO。栗山監督から「大事なところで打ちやすいところに投げている。技術不足」と苦言を呈されたが、試合後の大谷は淡々と投球を振り返った。

――投球を振り返って。

「全体的に勝負球が甘かった。(直球は)甘いですし、どの球種も変わらない。全体的にボールが甘かったと思います」

――最速159キロと直球で押していたが、2点リードの4回先頭でメヒアに初球、154キロ直球を右越えソロとされた。

「(その後の配球は)あまり変わらないです。ストライクを取りにいった真っすぐなので(ショックはなかった)」

――同点の6回2死二塁。金子侑の勝ち越し打は外角高めの154キロ直球を打たれたが、捕手・大野の要求は内角だった。

「逆球です。(今日の敗因は)そういうところです。特に疲れはありませんでした。(球数は100球を超えていたが)そこは関係ないです」

――チームは今季初の3連勝を逃した。

「勝てるのが1番良かったと思いますけど。次は勝てるように頑張りたい」

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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