青木宣親は1安打1四球1得点で勝利に貢献 首位マリナーズは快勝で貯金6

6回に好機に四球で続くマルテが決勝3ラン、ヘルナンデスは球団史上最多の146勝目

 マリナーズの青木宣親外野手は9日(日本時間10日)、本拠地でのレイズ戦に「1番・レフト」で先発出場し、4打数1安打1四球1得点で勝利に貢献した。マリナーズは貯金6で地区首位をキープしている。「8番・一塁」で先発した李大浩も3打数2安打1四球と活躍した。

 青木は初回、相手先発左腕ムーアからショートへの内野安打で出塁。続くマルテもレフトへの二塁打で続いたが、クリーンアップが倒れて得点につながらなかった。さらに、2回は2死二、三塁と先制のチャンスで打席に立つも、左飛に倒れた。

 マリナーズは3回に4番クルーズの犠飛で1点を先制も、先発のエース右腕ヘルナンデスが4、5回に1点ずつを失い、逆転を許す。しかし、5回に相手の暴投ですぐに同点に追いついた。

 さらに、6回もチャンスを作る。先頭のマーティンが四球で出塁し、二盗も決めて無死二塁に。ここで青木が打席へ。2球で追い込まれてから、ボールとファウルで6球粘ると、最後はフルカウントからの9球目を見極め、四球を選ぶ。すると、続くマルテが左中間スタンドへ勝ち越し3ランを放った。

 マリナーズは3点のリードを守りぬき、5-2で勝利。マルテが勝ち越し3ランを含む4安打3打点3得点と勝利に大きく貢献した。青木は打率.229で出塁率.319、李大浩は打率.286となった。

 また、エース右腕のヘルナンデスは7回4安打2失点と好投し、通算146勝目をマーク。並んでいたジェイミー・モイヤーを抜き、球団史上最多勝利とした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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