広島・野村、明大先輩に5勝目消される…ベンチで茫然
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8回無死満塁で降板、直後に代打・今浪が同点2点二塁打
広島の野村祐輔投手が11日のヤクルト戦(神宮)で先発。7回まで無失点と好投したが、明大先輩・今浪隆博内野手に今季5勝目を消された。
初回1死一、二塁ではバレンティンを二ゴロ併殺打に。立ち上がりを切り抜けると、3回から5イニング連続で3者凡退に抑えた。
しかし、2点リードの8回に先頭・畠山、大引の連続安打、中村の犠打を一塁・新井が野選し、無死満塁としたところで降板。2番手・ジャクソンが代打・今浪に同点の右翼線2点二塁打を許し、野村は4月27日のヤクルト戦、4日の巨人戦に続く3戦3勝を逃した。
さらに、1死二、三塁から川端の平凡なゴロを三塁・堂林が後逸。適時失策となり、勝ち越しを許した。ベンチの最前列で見守った野村は呆然と戦況を見つめるしかなかった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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