阪神・藤川、リリーフへ配置転換 来週6連戦で先発ローテ再編へ

5試合で1勝2敗、防御率6.12の藤川

 今季、開幕から先発ローテションに入っていた阪神・藤川球児がリリーフに再転向することになった。11日の巨人戦(甲子園)はブルペンでスタンバイ。香田投手コーチは「様子を見ながらになる。いつまでということではない」と説明。13日からのDeNA3連戦(横浜)でも中継ぎとして待機することになる。

 藤川はここまで5試合全てに先発として登板。1勝2敗、防御率6.12と結果を残すことができなかった。17日からの中日、広島との6連戦は先発ローテが再編されることになりそうだ。メッセンジャー、藤浪、岩貞、能見の4枚は確定。残り2枠は前回登板の5月4日・中日戦(ナゴヤドーム)でプロ初勝利を挙げた左腕・横山、ウエスタン・リーグで好投を続けている岩崎が有力となっている。

 11日の巨人戦(甲子園)で1-3で敗れ勝率は5割に。今季から導入された新ルール・コリジョンが適応されアウトの判定がセーフに覆るなど、阪神からすれば後味の悪い内容となった。今シーズンの甲子園での対巨人戦はこれで1分け3敗。虎党のフラストレーションは溜まる一方。13日のDeNA戦は藤浪が登板。エースの快投で悪い流れを何とか変えたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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