ロッテのスタンリッジが3回途中6失点 援護もらうも…「野手に申し訳ない」

3回もたずに降板、「高めにボールが浮き、しっかり捉えられてしまった」

 ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手が3回もたずに6失点KOされた。

 今季2勝3敗ながら、試合前の防御率は2.08。打線の援護があれば、もっと白星を手にしているはずのスタンリッジだが、14日にQVCマリンで行われた楽天戦では4点リードの2回に4失点。3回にもウィーラーに一発を浴び、2死一、二塁から茂木には右前適時打を許して2回2/3で6点を献上し、降板した。

 初回に「スライダーを待っていた。ジェイソン(スタンリッジ)へのプレゼント」とデスパイネが先発レイから左前先制適時打。角中も右越今季1号2ランで「いつもジェイソンが投げる時に、援護出来ていない。防御率だけ見れば5勝くらいはできている数字。早い回に点を取れたので、気分よく楽に投げて欲しい」と言葉を弾ませ、鈴木も4点目の適時打で続いてい。

 しかし、信じられない降板劇に。打たれたのはほとんどベルトより高めで、開始早々の大量援護が力みに繋がってしまったのか。「高めにボールが浮いてしまい、相手にしっかり捉えられてしまった。初回に(点を)取ってくれた野手に申し訳ない。次回は自分の投球スタイルで投げる」と雪辱を誓っていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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