五輪コーチにプロ球団のスカウト部長…千葉黎明の指揮官が持つ異色の経歴

16年ぶり2度目の関東大会出場を果たした千葉黎明

 5月21日から群馬県で高校野球の春季関東大会が行われる。千葉県からは県大会で優勝した東海大市原望洋高校と準優勝の千葉黎明高校が出場する。

 甲子園未出場ながら、近年、力をつけてきたのが千葉黎明高校。16年ぶり2度目の関東大会で経験を積み、夏の甲子園初出場に弾みをつけたいところだ。

 千葉黎明の荒井信久監督(62)は野球界では知られる存在。アマチュアで華やかな経歴を持っている。千葉・成東高校、明治大学出身で、捕手として活躍した。社会人野球・神戸製鋼入りし、補強選手時代も入れて、8年連続で都市対抗野球に出場した。1987年からは神戸製鋼の監督を務めている。

 1992年のバルセロナ五輪では、山中正竹監督の下、コーチとして銅メダル獲得。そして1996年からは母校・東京六大学リーグの明治大学の監督に就任し、川上憲伸らを輩出した。2004年からは横浜ベイスターズのスカウト部長を務め、2008年からはオリックスでもスカウトを務めた。

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