マ軍主砲スタントン不振も、指揮官は全幅の信頼 「彼は試合に出続ける」

最近11試合で4安打のみ、フィリーズ戦では3三振と不発

 マーリンズのイチロー外野手が17日(日本時間18日)の敵地フィリーズ戦で代打で出場し、左前打をマーク。これでメジャー通算2949安打とし、3000安打まで残り「51」とした。一方、チームの主砲でライトのレギュラーのジャンカルロ・スタントン外野手は、5月7日(同8日)のフィリーズ戦から11試合でヒット4本と大スランプ。この日は3打数3三振1四球という不発だったが、ドン・マッティングリー監督は全幅の信頼を表明している。MLB公式サイトが報じた。

 2014年に本塁打王に輝き、北米プロスポーツ史上最高の年俸総額3億2500万ドル(約356億円=13年)で契約を結んだスラッガーは不振を極めている。初回1死二、三塁のチャンスで空振り三振。3回は四球で出塁したが、6回には無死一塁の場面で空振り三振。8回も空振り三振に倒れた。

 11本塁打、25打点はチームトップの数字。ただ、5月6日のフィリーズ戦では2割7分4厘だった打率は、この日の試合終了後には2割2分7厘にまで急降下している。主砲の不振はマーリンズの懸念材料となっているが、マッティングリー監督は不安視していない。

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