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SB東浜、首位攻防戦第1Rで快投 相手エースからも貪欲に吸収「いい勉強に」

ソフトバンク東浜巨投手が27日、敵地での首位攻防3連戦の大事な初戦で、ロッテ打線を相手に8回95球の省エネ投球で4安打無失点。

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8回95球の省エネ投球で無失点、工藤監督からはカーブのアドバイスも

 ソフトバンク東浜巨投手が27日、敵地での首位攻防3連戦の大事な初戦で、ロッテ打線を相手に8回95球の省エネ投球で4安打無失点。9回はサファテにマウンドを譲り、完投は出来なかったが、立派に役目を果たした。

 特筆すべきは無四球。「一人一人、打ち取ることだけ、しっかり腕を振って投げることだけを考えた。5回までは全力でいった」。初回に先頭の細谷に左中間を破られ、ピンチを招いたが、清田を三振、デスパイネを捕邪飛。2回も角中に右越え二塁打されながら、ナバーロを低めのスライダーで遊ゴロ、鈴木も外角高めの遊ゴロ、田村には147キロの速球で空振り三振と、後続に付け入るスキを与えなかった。

 実は4回、自軍の攻撃中に、工藤監督からカーブの投げ方のアドバイスを
もらっていた。「体の使い方。メカニックに関すること」。工藤監督が日本一に何度もなった全盛期の西武時代、カーブのキレは抜群だった。その師匠からの金言を生かし、早速、5回先頭の鈴木にカーブと真っすぐのコンビネーションで簡単に2球で内野ゴロ。成果が現れた。

 そしてもうひとつ。「ベンチで涌井さんのピッチングを見ていて、ピンチでしっかりインコースを攻めていた。僕ならいけてないかもしれない。いい勉強になりました」。敵のエースからも試合中に貪欲に吸収するところが成長の証だった。

 2013年のデビュー当時は直球のMAXが140キロ程度でカーブにキレがなく、痛打された。力不足を露呈して3勝どまり。昨年はわずか1勝だったが、今季3勝目で早くも自己最多に並んだ。バンデンハーク、和田、武田の6勝トリオがいるチームの中に、頼もしい若武者が割って入ってきた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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