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議論高まるストライクゾーン改正問題の是非 試合時間短縮は本当に必要か

米大リーグでルール改正に対する議論が高まっている。

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早ければ来季から導入も…メディアは否定的、選手からも反対の声

 米大リーグでルール改正に対する議論が高まっている。ESPNによると、5月19日まで行われたオーナー会議で「打者の膝頭下部とされるストライクゾーンの下限を膝頭上部に引き上げる」、「打者を敬遠する際は投げずに意思表示するだけで良い」という2点のルール改正が合意し、早ければ来季から導入される見通しになったという。

 ストライクゾーン改正については近年増加傾向にあった打者の三振数を減らし、コンタクト率を上げることで時間短縮につなげるのが目的のようだが、米メディアでは「どのように野球が変わるか予測できない」と、その効果に否定的な意見が多い。近年、投高打低が顕著になったとの指摘もあるが、1試合の平均得点数は2014年以降、増えており、ルール改正が打撃戦増加を助長するとの指摘もある。

 また、選手側からも反対の声が挙がっている。カージナルスのエースで2度最多勝に輝いた実績のあるアダム・ウェインライト投手は「打撃戦でより点が入る試合が増えることをリーグが望むのは理解できる。だが、ストライクゾーンを膝上に上げることが試合時間短縮につながるとは考えられない」と、地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」に疑問を呈した。ヤンキースの田中将大投手もウェインライトに同意。「点が入った方がみんな楽しいから・・。でも、点を取りやすくされたら投手は難しくなる」と話す。

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