広島野村、セ単独トップ7勝目 右脇腹に打球直撃も6回無失点で自身3連勝

3回に打球直撃、治療でベンチに戻るも続投で103球投げきる

 広島の野村祐輔投手が9日の日本ハム戦(札幌ドーム)で先発。打球が当たるアクシデントを物ともせず、6回無失点と好投し、ハーラー単独トップの7勝目を挙げた。

 アクシデントが起きたのは3回先頭。大野の強烈なピッチャー返しが右脇腹を強襲。跳ね返った打球を三塁・安部が処理して三ゴロとなったが、その場で痛みのあまりに、うずくまった。治療のためベンチへ戻ったが、そのまま続投。3回は3者凡退に抑えた。

 4回は1死から大谷を死球で歩かせたものの、中田を左飛、田中賢を中飛に仕留めた。5回は三塁・安部の失策などで2死二、三塁のピンチを招いたものの、内角シュートで陽岱鋼を一飛に打ち取った。

 6回103球を投げ、3安打無失点。1四球と安定感抜群だった。5月25日の巨人戦(マツダスタジアム)から自身3連勝となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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