広島ルナが1軍昇格に意欲「打撃はメンタル」 エルドは全治2~3週間

エルドレッド離脱でルナ1軍昇格

 広島のルナが16日に1軍登録された。15日の試合中に右足を痛めたエルドレッドに代わり、クリーンアップの一角に期待される。

 エルドレッドは16日に広島市内の病院で検査、診療を受け、右大腿二頭筋挫傷で加療2~3週間と診断された。ここまでチームトップの16本塁打を記録している主砲の離脱となるが、外国人枠の関係で開幕当初は4番を任されていたルナと新外国人のプライディが一軍登録できない現状もあった。

 4月17日に登録抹消となった以来の1軍となるルナは、「昇格したのは嬉しい。やはり1軍はいいなと思う。2軍は長かったです」と報道陣の質問に答えた。離脱の原因となった右太もも裏故障の状態は「大丈夫です」と即答し、「2軍では、毎日ヒット1本が欲しいと思ってコンパクトなスイングを意識していた。1軍では2本、3本と打ちたい」と意気込みを示した。

 ファームでは打率.188と目立った成績を残していないが「打撃はメンタルだと思う。これまでずっと1軍でやってきたので、上に上がれば打撃の状態もメンタル面も上がってくる」と自信を見せた。チームは現在、2位に4ゲーム差の首位を走っている。ルナは「1軍はみんな調子がいい。だからこそ、自分もいいパフォーマンスをしたい」と意欲を見せた。

【了】

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

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