ロッテ・スタンリッジ、中盤以降立ち直り4勝目 無四球「一番よかった」
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4回以降、「リラックスして投げることができた」
2軍での再調整からローテーションに復帰したロッテのジェイソン・スタンリッジ投手が本来の輝きを取り戻し始めた。
18日の巨人戦。小山との投げ合いで、初回デスパイネの先制打で援護を受けながら、2回に甘い速球を小山に中前に適時打され、3回にも村田に同点左前打とピリッとしなかったが、4回からリズムを取り戻した。
「(序盤は)いいピッチングをしなければの気持ちが先にたった」。6連勝中のチームに水を差してはいけないという思いが強すぎた。しかし三者三振にきって取った4回以降、「カットボールと真っすぐがよく、リラックスして投げることができた」と立ち直った。
5回には角中が3ランで最高のプレゼントをしてくれた。結局、7回を投げて115球、8安打、2失点で三振も7個奪った。
「カーブのバランスがよく、四球を出さなかったことが一番よかった。いい試合だった」
これで4勝5敗と5分まであと1勝にこぎつけた。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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