前田健太所属のドジャースが元DeNAグリエル獲り!? 本拠地で非公開練習

米メディアが報じる、さらに最低2球団のために練習公開も?

 元DeNAのユリエスキ・グリエル内野手が、前田健太投手が所属するドジャースのために非公開練習を行ったと、地元メディア「ロサンゼルス・ニュース・グループ」が伝えた。グリエルは母国キューバから亡命し、メジャー球団と契約できるフリーエージェント(FA)権を獲得。近日中にメッツのために公開練習を行うことも報じられている。

 記事では、関係者の話として、グリエルが本拠地ドジャースタジアムで21日(日本時間22日)に「プライベート・ワークアウト」を行ったと伝えている。グリエルがドジャースタジアムの前で撮った写真を、自身のインスタグラムで公開したことも、画像付きで紹介している。

 グリエルは今月14日にMLB機構からFA選手として認められたばかり。7月2日まではどの球団とも契約できないが、接触することは可能だとされている。記事によると、今後はメッツ以外にも「少なくとも1球団」のために公開練習を行う予定だという。

 2014年途中にDeNAに入団したグリエルは、1年目は62試合に出場し、打率.305、11本塁打、30打点の成績を残したものの、翌2015年はケガの治療を理由に再来日を延期。契約違反により契約解除となった。また、弟のルルデスも来日せず、制限選手の措置が取られ、退団となっていた。

 当初からメジャー入りを希望していたグリエルは、正当な方法でMLB球団入りすると主張していたものの、今年2月に兄弟揃って亡命していた。グリエル本人はヤンキース入りを熱望していることが、これまでに複数メディアで報じられている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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