ヤクルト山田が打率もトップ浮上でセ4冠 3試合連発&猛打賞&4打点

打率.336、25本塁打、63打点、17盗塁はいずれもリーグトップ

 ヤクルトの山田哲人内野手が25日の中日戦(神宮)で3試合連続アーチを含む4打数3安打4打点の大暴れ。本塁打、打点、盗塁に加え、打率でもリーグトップとなり、セ・リーグ打撃4冠に立った。

 圧巻だった。1点を追う1死一、二塁。左腕・ジョーダンの141キロ直球を左翼席上段へ運んだ。逆転25号3ラン。3試合連続本塁打は今季2度目、自身5度目だ。

 さらに、5点リードの4回2死三塁では、武藤からライナーで左前適時打。6回無死一塁の左前安打で、5日のオリックス戦(神宮)以来14試合ぶり、今季6度目の猛打賞をマークした。

 試合前まで打率トップの巨人・坂本勇人に2厘差に迫っていたが、打率3割3分6厘で抜き去った。25本塁打、 63打点はリーグ1位。17盗塁は広島・田中とリーグトップタイだ。プロ野球史上初の「4冠王」へばく進している。

 6月14日のソフトバンク戦(神宮)から4番に入る山田が引っ張られた打線は今季最多20安打13得点。チームはで13-9で大勝し、リーグ戦再開後2連勝。2カード連続のカード勝ち越しを決めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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