SBは二塁も踏めない完封負け 工藤監督「何とかしたいという気持ち出過ぎ」

得意のオリックス戦で負け越し、最後は「相手が良かったと言うしかないのかな」

 ソフトバンクは、0-4でオリックスに連敗。前日に続く2試合連続、7月に入って5度目の零封負けとなった。1人の投手に完封されたのは今季初、走者を一度も得点圏に進められなかったのも今季初だ。試合後の工藤公康監督は、元気のない打線について「みんな何とかしたいという気持ちが出過ぎた」と語った。

「強い気持ちがあるからこそ、打ち急ぐというか、何とかしたいという気持ちが逆になってしまったかな。(打順は)今までどおりに戻した方が、みんなが落ち着いて戦えるかなと考えたところはあるんだけどね。相手のピッチャー(西勇輝)は低めに丁寧に投げていたし、打って点を取るのはなかなか難しい。そこを何とかしないといけないんだが、相手が良かったと言うしかないのかな」

 この日は全体練習前のアーリー(早出打撃練習)に10人を超える選手が参加し、工藤監督もゲージの後ろからずっと見守っていた。

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