ハム栗山監督、同点弾の大谷に「普通」評価 SBと3差に「これで勝負できる」

球団新の11カード連続の勝ち越し、首位ホークスを猛追

 日本ハムの栗山英樹監督が31日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で同点弾を放った大谷翔平投手について、「まぁ……普通」と普段通りの“辛口”評価を下した。

 大谷は「3番・DH」でスタメン出場。西川の適時二塁打で2点差に迫った初回無死一塁、岩嵜のフォークを左中間へ2試合ぶり、自己最多を更新する同点の13号2ランを放った。

 初回に先発の加藤が3失点。その直後の攻撃で、たった5球で同点に追いつき、試合の流れを呼んだ。それでも、試合後の栗山監督は表情一つ変えずに言った。

「すぐにいかないといけないところだった。よく頑張ったと思います大谷の同点弾? まぁ……普通かな」

 チームは同点の6回に不振に苦しむ4番・中田が勝ち越し左中間適時二塁打。5試合連続無安打で7番に降格した陽岱鋼にも右越え2点二塁打が飛び出した。チームは球団新の11カード連続の勝ち越しだ。

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