イチロー、代打で空振り三振 敵地は連夜の総立ちも…3000安打へ「2」のまま

メジャー通算2998安打からカウントダウン進まず

 マーリンズのイチロー外野手は2日(日本時間3日)、敵地でのカブス戦に代打で出場し、空振り三振に倒れた。メジャー通算2998安打で、史上30人目の3000安打に「2」のままとなっている。

 イチローは7回、1点を返して2点差に迫り、なお無死一、二塁のチャンスで打席に立った。背番号51が登場すると、敵地リグレー・フィールドは前日に続いてスタンディングオベーションに。しかし、イチローは右腕ストロップに対して、1ボール2ストライクからの4球目、真ん中低めへの84マイル(約135キロ)のスライダーで空振り三振に倒れた。

 イチローは31日(同1日)までの本拠地10連戦では17打数2安打。マイアミでの偉業達成はならず、1日(2日)からシカゴでの3連戦がスタートした。初戦は代打で登場し、敵地はスタンディングオベーションとなったが、結果は三直に終わっていた。この試合も代打で快音は響かず、9打席連続ノーヒットとなった。

 マーリンズは3日(同4日)にシカゴでカブスとの3連戦最終戦に臨み、4日(同5日)は休養日。5日(同6日)からはコロラドでロッキーズとの3連戦が組まれている。

 3000安打へ「2」のまま。イチローの打率は.320となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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