偉業目前で足踏みも、イチローへ溢れる敬意 敵投手も「対戦は特別なこと」

偉業目前で9打席連続ノーヒットも…イチローへ多大な敬意

 マーリンズのイチロー外野手は2日(日本時間3日)、敵地でのカブス戦に代打で出場し、空振り三振に終わった。メジャー通算2998安打で、史上30人目の3000安打へ残り2本のまま。9打席連続ノーヒットとなったが、イチローが打席に立つと、リグレー・フィールドは連日のスタンディングオベーションに。対戦した中継ぎ右腕ストロップは「(イチローとの対戦は)僕にとっても特別なこと」と話した。マーリンズは2-3で敗れ、2連敗となった。

 4試合連続ベンチスタートのイチローは7回に登場した。チームが1点を返して2点差に迫り、なお無死一、二塁のチャンス。カブスにとってはピンチの場面にもかかわらず、先発フェルナンデスの代打として背番号51が打席に立つと、敵地リグレー・フィールドのファンは前日に続いて総立ちなった。

 イチローは右腕ストロップに速球で攻められて1ボール2ストライクと追い込まれると、最後は真ん中低めへの84マイル(約135キロ)のスライダーで空振り三振。カウントダウンを進めることは出来なかった。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY