本塁打量産の大谷翔平、破壊力の秘密は「逆一本足打法」にあり!?
メジャー強打者ハーパーも取り組む「逆一本足打法」
試合では軸足を明らかに地面から浮かせてはいないが、今夏のオールスター第2戦のホームランダービー準決勝でも、はっきりとこの打ち方を見せていた。大谷が練習の意図を明かしたことはないようだが、より打球の飛距離を出すための感覚を養っているのだろう。
巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏は軸足となる左足を中心に回転する打ち方。ハーパーはその対極にある逆一本足打法で昨季、打率.330、42本塁打、99打点の好成績をマーク。リーグMVP、本塁打王、ハンク・アーロン賞、シルバースラッガー賞を獲得した。
ハーパーは高校時代に最速154キロを投げていたという。高い身体能力があるからこそ出来る打ち方だ。二刀流ながらも、この打法を使いこなす大谷の打撃技術は、すでに大リーグでも超一流なのかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count