ダルビッシュを攻守で支える賢妻ルクロイ サポートの合い言葉は「KISS」

ダルビッシュが登板した最近3試合は14打数7安打、3本塁打、9打点の活躍

 17日(日本時間18日)アスレチックス戦で4勝目(3敗)を挙げたレンジャーズのダルビッシュ有投手。右ひじ靱帯再建手術から復帰後最長となる8回途中まで投げて、9奪三振2失点に抑える投球で、2012年以来勝ち星がなかった天敵アスレチックスを下した。

 最近は6試合連続でクオリティスタート(6回以上を投げて自責点3以下)を続けるなど、安定した投球が光るが、このうち4回でマスクをかぶっているのが、8月1日のトレード期限にブルワーズから移籍してきたジョナサン・ルクロイ捕手だ。このルクロイ、捕手としてだけではなく、バッティングでもダルビッシュの勝利を支えている。そんな新女房の働きぶりを地元紙「ダラス・モーニングニュース」電子版が伝えている。

 まずは打撃面から。先日のアスレチックス戦では、同点ソロ弾を含む2安打3打点を挙げ、ダルビッシュをサポート。その前の12日(同13日)タイガース戦では2本塁打を放っていた。記事によれば、ダルビッシュと組んだ最近3試合を見てみると、ルクロイの打撃成績は14打数7安打、3本塁打、9打点という活躍。これまで打点の援護がないとされていたダルビッシュを救っている。

 さらに、リード面でも絶大な効果を発揮していることが一目瞭然だ。記事では、17日現在の成績として、ルクロイが先発した12試合で、レンジャーズは8勝4敗の好成績を収めていると指摘。ルクロイが先発した試合では投手陣は防御率2.92なのに対して、他の捕手が先発した時は4.43だという。

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