【女子野球W杯】マドンナジャパン船越、広島の兄と“同時優勝”も!? 「そうなったら嬉しい」

11日が決勝戦、広島と“同時優勝”の可能性も

 チームでは、4番に座って打線を牽引する川端友紀がヤクルト川端の妹として広く知られているが、船越もプロ野球選手の妹。同じ捕手で、王子から広島にドラフト4位で入団した船越涼太が兄だ。

 プロ1年目の今季、7月12日に1軍初昇格した兄は、同日の巨人戦でプロ初打席初安打をマーク。出場はこの1試合だけで、同20日に登録抹消となった。ただ、チームは25年ぶりの優勝まで目前に迫っており、11日に決勝を戦うマドンナジャパンと“同時優勝”となる可能性もある。

 兄とは大会が始まってから連絡を取っていないといい、「そういうのじゃないです」と照れくさそうに話すが、“同時優勝“については「ありますかね。なったら嬉しいですけど」と本音もこぼれる。もちろん、広島が10日に優勝を決めれば、決勝へ向けて大きな刺激になることは間違いない。

 5連覇へ向けて、ついに“王手“。ただ、船越はまずは10日の韓国戦に向けて「1位通過が決まってますですけど、気を抜くと次の試合(決勝)に良くないと思うので、最後まで気を抜かずにやります」と誓った。兄との“同時優勝”へ向けて、残り2試合も攻守両面で存在感を見せてくれそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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