阪神7連勝、広島黒田7年連続2桁勝利、燕山田2年連続トリプルスリー…1日のプロ野球

阪神ドラ4望月が好投デビュー&福原現役最終登板、楽天安楽が3勝目

 プロ野球は1日、各地で3試合が行われた。セ・リーグは全日程が終了。阪神は最終戦で巨人に快勝し、7連勝でシーズンを終えた。先発・岩貞祐太投手が7回無失点の好投で自身初の2桁となる10勝目。ドラフト4位ルーキー望月がデビューし、自己最速153キロを計測するなど1回無失点に抑えた。打線は北條が3安打1打点、ゴメスと上本が2打点。阪神一筋18年の福原は現役最後のマウンドに上がり、立岡を左飛に仕留めた。

 25年ぶりのリーグVを果たした広島はヤクルトに勝利し、89勝でフィニッシュ。先発黒田が7回1失点と好投して10勝目を挙げ、メジャー時代から自身7年連続2桁勝利を達成した。打線は1点を追う6回にエルドレッドのタイムリーで同点打に追いつくと、松山が勝ち越し2点二塁打を放った。廣瀬は7回に代打で登場し、現役最後の打席で左飛。その後、試合終了まで右翼の守備についた。ヤクルト山田は4打数無安打2三振に終わったが、打率.304、38本塁打、30盗塁で史上初の2年連続トリプルスリーを達成した。

 パ・リーグでは、楽天がオリックスに快勝。先発・安楽が8回5安打1失点と好投し、3勝目を挙げた。打線は初回に茂木のタイムリーで先制。同点となった3回にはペゲーロのタイムリーで勝ち越し、ウィーラーも2ランを放った。ペゲーロは7回にも2ランを放ち3打点の活躍。8回には岡島、足立のタイムリーで2点を加え、試合を決めた。最下位オリックスは10勝目を目指したディクソンが7回10安打6失点と炎上。57勝83敗3分の借金26でシーズンを終えた。

【セ・リーグ】
◇阪神 6-0 巨人(甲子園)
勝 岩貞(10勝9敗)
敗 大竹寛(6勝6敗)

◇広島 3-1 ヤクルト(マツダスタジアム)
勝 黒田(10勝8敗)
敗 小川(8勝9敗)
S 今村(3勝4敗2セーブ)

【パ・リーグ】
◇楽天 8-1 オリックス(Koboスタ宮城)
勝 安楽(3勝5敗)
敗 ディクソン(9勝11敗)
HR【楽】ウィーラー27号、ペゲーロ10号【オ】西野2号

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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