日ハム大谷、シーズン後も向上心は衰えず 侍Jで「レベル上げるチャンス」

ブルペンでは権藤コーチと話し合い、「僕よりも多く経験している方なので」

 日本ハムの大谷翔平投手が9日、侍ジャパン強化試合・メキシコ戦、オランダ戦へ向け、「個人的にもレベルを上げるチャンス。日本代表として、この4つを勝ち抜けるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 14年の日米野球、15年の世界野球プレミア12では投手だったが、この強化試合はシーズン中の蓄積疲労が考慮されて打者に専念する。

「チームから必要とされたところで精いっぱい頑張りたい。(メキシコ、オランダと)あまり知らない投手ばかり。その国、その選手のいろいろな特徴があって色々と勉強になる。まずは自分のスイングをして。強くコンタクト出来れば」

 今季は日本シリーズまで戦い抜いたが、「うまく疲れを取りながら、コンディション的には悪くない。いい状態で入っていける」と引き締まった表情で話した。

 この日の練習中にはブルペンで立ち投げ。滑りやすいとされる大会公式球を使って約20球を投げ、大魔神・佐々木主浩らを育てた権藤投手コーチと投球について話し合ったという。「色々と話しました。投球の考え方だったりとかです。僕よりも多く経験している方で、色々な方を見てきている。しっかり生かせるところは生かしていきたいです」と目を輝かせた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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