米メディア懸念、トランプ大統領誕生で「MLBとキューバが再び離れ離れに」!?

国交正常化交渉を進めてきたキューバとの関係に変化は?

 アメリカ大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利したことを受け、MLBへの影響を不安視する声が出ている。特に、バラク・オバマ現大統領の元で国交正常化交渉を進めてきたキューバとの関係に変化が生じることはないのか、大きな注目が集まっている。

 米メディア「バイス・スポーツ」は、「キューバに対するトランプの姿勢は、MLBに影響を与えるだろうか」とのタイトルで特集記事を掲載した。

 これまで、キューバからは多くの選手が亡命し、メジャー移籍を目指してきた。国交正常化交渉により、キューバの選手が亡命以外の手段でメジャー移籍を実現する道ができ始めていたが、記事では「トランプの大統領就任に伴い、これから何が起こるのだろうかという多くの(もの凄く多くの)不安と疑念がある。また、より詳細に観察し、些細な事柄に注目してみると、ドナルド・トランプ政権がMLBにまで影響を及ぼす可能性があることが分かるだろう」と指摘している。

 現在も、アロルディス・チャップマン投手(カブスからFA)、ヨエニス・セスペデス外野手(メッツからFA)、ヤシエル・プイグ外野手(ドジャース)といったスター選手がメジャーを席巻しており、世界最高のレベルを誇るリーグに欠かせない存在となっている。ただ、これらの選手も亡命という険しい道を選択してきた。

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