2年目の金本阪神は「超変革」から「挑む」へ 「強い相手」打倒でVなるか

ファンにV誓った指揮官

“超変革”から“挑む”シーズンに――。阪神は19日、甲子園球場でファン感謝デーを行い、来季のスローガンが「挑む」に決まったことを発表した。2017年に就任2年目を迎える金本監督は「強い相手に立ち向かって、怖がらずにチャレンジしていく。スローガンを胸に優勝を目指して頑張っていきたい」と、球場に集まった満員のファンに向けVを約束した。

 今季は若手を積極的に起用し北條、岩貞、原口ら将来の虎を背負う選手たちの活躍が目立った。だが、結果的に広島、巨人、DeNAを追い越すことが出来ず、4年ぶりのBクラスに低迷。2017年は巻き返しを図るシーズンとなる。育成から支配下にはい上がり、今季は4番も務めた原口は「今年はやられたので。キャッチャーとしても走られたのでやり返したい」と口にした。

 今季、まいた種が芽を出し、花を咲かせることができるか。球団も勝負の1年に向けオフはFA宣言したオリックス・糸井の獲得に全力を注ぐなど積極的に補強に動いている。指揮官が口にした「強い相手」。ゲーム差24.5と大きく差を広げられ一人勝ちを許した広島、9勝15敗1分け、ホームゲームで3勝9敗と大きく負け越した巨人との戦いをどう乗りきっていくのかも注目したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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