ベストナインW受賞&MVP、大谷翔平の“3冠“に米メディア「前代未聞の栄誉」
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メジャー挑戦時の騒ぎは「日本からこれまでやってきたどの選手も超える」
日本ハムの大谷翔平投手が今季のパ・リーグMVPに初選出され、ベストナインW受賞と合わせて“3冠”を達成した。チームは10年ぶりの日本一に輝き、まさに大谷のための1年となったが、アメリカメディアも今季抜群の存在感を見せた二刀流の活躍について「前代未聞の栄誉」と絶賛している。
「日本のスターは感銘的なシーズンの後、前代未聞の栄誉を手にする」と特集したのは米ヤフースポーツ。圧倒的な得票数でMVPに輝いた大谷だが、ベストナインで投手と指名打者のダブル受賞という史上初の偉業を成し遂げたことをクローズアップしている。
記事では「我々は単に投手か打者かという議論をしているのではない。オオタニはフィールドの両サイドを支配した。日本野球史上初の偉業に導いた」と特筆。そして、その存在について「ベーブ・ルース以来」とレポートし、野球の神様に続いて投手と打者で圧倒的な力を見せたプロ選手と絶賛している。
大谷のメジャー上陸はマーリンズのイチロー外野手、レンジャーズのダルビッシュ有投手、ヤンキースの田中将大投手といった日本人スーパースターを凌ぐ大ニュースになるという。
「オオタニの特筆すべき成績と多才さはMLBのスカウトと幹部の興味をすでに惹きつけている。今オフに日本ハムファイターズはポスティングにかける様子はないが、その日はいつかやってくる。そうなれば、彼はマーケットで最も魅力的な選手になる。彼の米国到来にまつわる大騒ぎは日本からこれまでやってきたどの選手も超えることになりそうだ」
まだ見ぬ二刀流のエースの待望論はアメリカでも日増しに高まっているようだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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