ロッテ田村は2240万円増、里崎氏の背番号「22」継承も「ボロカス言われる…」

年俸5000万円で更改、同級生・鈴木誠也の「背中を追っていきたい」

 初のベストナインと最優秀バッテリー賞(投手は石川歩)に輝いたロッテ田村龍弘捕手(22)が3日、ZOZOマリンスタジアムで2760万円から大幅増の5000万円(金額は推定)で契約更改。背番号も「45」から球団シニアアドバイザーで師と仰ぐ里崎智也氏が現役時代につけていた「22」になった。

 今季は4月、5月と打率1割台も、6月に突如爆発。打率.400、1本塁打、13打点でパの捕手としては2004年6月の城島(ダイエー)以来の月間MVPに輝いた。「最高の思い出はオーススターに出られたこと」と語る田村は、日本ハム大谷、阪神藤浪、広島鈴木誠也らと黄金世代を結成しているが「凄い選手ばかりで負けているが、その3人にしがみついて、頑張っていきたい。誠也とは同じバッターだし、目標にできる選手。しっかり背中を追っていきたい」と話した。

 背番号に関しては「来年は5年目で、大事な年。(背番号の)重みを感じながら、心機一転、自分の成績より優勝することだけを考えたい」と、目標は2年連続3位から頂点と固く誓っている。そのために、リードを含めた守備面の向上を第一に挙げた。

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